大迫傑 アルファフライの新色、ブライトマンゴーに「好きな色」

 東京五輪男子マラソン代表で日本記録保持者の大迫傑(29)=ナイキ=と、同女子代表の鈴木亜由子(28)=日本郵政グループ=が15日、オンラインで行われた、ナイキ社の厚底シューズ「エア ズーム アルファフライ ネクスト%」の新色発表会に出席した。

 新しい色はブライトマンゴーカラーと称される、鮮やかなオレンジカラーで、ランニングのモチベーションを上げる一足となっている。大迫は「カラー的にはさわやかで、映える。個人的には好きな色」。鈴木は「赤だったり、暖色系のカラーの方が好きなので、非常にモチベーションが上がるカラーだと思っている」と評した。

 大迫は、今年の東京マラソンでアルファフライを履き、日本記録を更新した。「ネクスト%もトレーニングで使っていい感触だった。さらにクッション性と反発性が増したな、というのはトレーニングをしていて感じた。レース中もクッション性があるので、比較的後半まで足が残っていたりとか。しっかりと反発ももらえるのでスピードも出る。35キロぐらいからペースが上がったけど、それを助けてくれたシューズ」と振り返った。

 鈴木はアルファフライについて「まだレースではアルファフライを履いていないけど、感触としてはエアーが入っていることで安定感があるのかなというのと、反発性はすごいのかなと感じる」と語った。

 新型コロナウイルスの影響で東京五輪は来夏に延期された。1年を切った大会へ向け、大迫は「休める時間があって良かったと感じている。実際のところ、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)を走って、東京マラソンを走って、その前にもMGCに出るために選考レースを走らなくてはいけなくてというところで、ちょっと大会が続いていた。このまま8月に東京五輪でマラソンがあったら、ちょっときつかったな、というのが正直なところ。心身ともに余裕を持てる時間があったというのはぼくにとってはプラスだった。その上で、もう一年しっかり準備する期間があって、今以上に強くなれる可能性があると思う。来年の五輪に向けて、より強い自分を出したいという、そういうモチベーションで頑張っている」と意気込んだ。

 昨年のこの日、MGCで2位となり東京五輪代表を決めた鈴木は「MGCは苦しい走り。課題の残る走りだった。それが来年へのモチベーションになっている。昨年の自分を超えて、しっかりと勝負できる状態で、来年しっかりマラソンを走りたい」と決意を新たにしていた。

 ブライトマンゴーは9月18日に会員メンバー限定で先行販売をして、9月25日に一般販売を開始する。

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