樋口新葉「緊張したけど大きく滑れた」ドリームオンアイスでSP熱演

 フィギュアスケート「ドリーム・オン・アイス」でSPを披露する樋口新葉=代表撮影
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 「フィギュアスケート・ドリーム・オン・アイス2020」(12日、KOSE新横浜スケートセンター)

 アイスショー「Dreams on Ice」が、無観客で開催され、新シーズンのショートプログラム(SP)が披露された。

 18年世界選手権2位の樋口新葉(19)=明大=は、昨季から継続するSP「バード・セット・フリー」を熱演。冒頭は2回転半を着氷。続く3回転ルッツは単発になったが、最後の3回転フリップを連続ジャンプに替えてリカバリーした。

 演技後は「朝の練習より緊張していたけど、すごく大きく滑れたし、ミスはあったけどカバーするって気持ちで最後までできたので良かった」と笑顔。「今季はSPもフリーも去年と同じプログラム。レベルアップしているなと思ってもらえるように滑るのが目標」と力強く語った。

 同公演は7月に開催予定だったが、コロナ禍により中止が決定。しかし、多くの競技会やショーの中止で演技を披露する場がなく、スケーターが新シーズンへ不安を抱えている現状を鑑み「新プログラム披露の場」として開催される運びとなっていた。

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