大坂なおみが2年ぶり全米V王手!「大きな意味がある」 恋人見守る中で劇勝

女子シングルス準決勝で試合中にガッツポーズする大坂なおみ=ニューヨーク(ゲッティ=共同)
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 「テニス・全米オープン」(10日、ニューヨーク)

 女子シングルス準決勝が行われ、2年ぶりの優勝を狙う世界ランク9位の大坂なおみ(22)=日清食品=は、同41位のジェニファー・ブレイディ(米国)を7-6、3-6、6-3で下し、優勝した18年大会以来の決勝進出を決めた。恋人とされるラッパー、コーデーもスタンドから見つめる中、ここまで5試合すべてストレート勝ちと好調だった難敵に競り勝った。決勝はセリーナ・ウィリアムズ(米国)-ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の勝者と対戦する。

 今大会絶好調のブレイディは、大坂相手に一歩も退かず、第1セットからサービスゲームをキープし合う展開が続いた。それでも大坂は6-6でタイブレークで、ブレイディの一瞬のスキを見逃さず、2-1から5連続ポイントで第1セットを奪いきった。

 第2セットも互いにキープする流れが続いたが、3-4の第8ゲームに今度は大坂が一瞬の綻びをみせ、ブレークを許してしまう。そのまま3-6で落とした。第3セットは第4ゲームで大坂がこの試合初のブレークに成功。そのまま粘るブレイディを振り切った。

 試合後のインタビューでは「(決勝進出は)大きな意味がある。ニューヨークは第2の故郷。観客はいないけど、このコートが大好きなんです」と、笑顔で話した。

 今大会で黒人差別への抗議を続けている大坂は、1回戦から続けている黒のマスクで入場。この日は16年にミネソタ州で警官に射殺された黒人男性フィランド・キャスティルさんの名前が入っていた。大坂は決勝までを想定した7枚のマスクを準備しており、これですべて披露できることになった。「決勝までいきたい。そうすればすべてを見せられる」と話していたが、有言実行となった。

 「私は多くの人にこの気持ちを届けたいし、注目してもらいたい。(被害者の家族から)ビデオメッセージももらい、涙が出ました。頑張りたい」。

 大坂には準決勝後、4回戦で付けたマスクに記したトレイボン・マーティンさんの母と、3回戦で付けたマスクに記したアマード・アーベリーさんの父から感謝のビデオメッセージが届いた。メッセージをみた大坂は「彼らはとても強い。私は意識を広めるためのただの器でしかない。痛みを抑えることはできないけど、なんでもお手伝いできれば」と話し、その後、ツイッターで「これをみて私はとても泣きました。愛してるよ、ありがとう」と、綴っていた。

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