橋本五輪相、大会コロナ対策に選手の声反映「確実に開催するため最善で実効性ある方策を」

 橋本聖子五輪相が4日、閣議後の定例会見を行った。来夏に延期された東京五輪・パラリンピックに向けて、政府はこの日から大会組織委員会、東京都とともに新型コロナウイルスへの対策調整会議を開催するが、「安心で安全な大会の実現に向けては、まずは主役のアスリートに声を聞かないといけない」と強調し、「会議を通じ、確実に大会を開催するために最善で実効性のある方策を検討することが重要」と力を込めた。

 各競技では徐々に国際大会の再開も検討されてきているが、現段階では感染対策で入国後の隔離などの渡航制限があるだけに、日本選手の海外渡航や海外選手の入国などについては不透明な状況だ。

 11日には、政府として各競技団体との会議を開催することを明かした上で、橋本大臣は「アスリートはテレワークはできないので、環境整備をした上でパフォーマンスが落ちないようにすることが何より重要」との問題認識を示し、「直接アスリート、競技団体の声も聞いて、今後(のコロナ対策)に反映させていきたい」と述べた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス