新国立初戦 小池祐貴は爆発力欠き8位「あまりいいところがなかった」

 「陸上・セイコー・ゴールデングランプリ」(23日、国立競技場)

 東京五輪のメインスタジアムとして生まれ変わった聖地で、初めての本格的な陸上競技大会が開催された。男子100メートル決勝が行われ、前日本記録保持者の桐生祥秀(24)=日本生命=が10秒14(向かい風0・2メートル)をマークし、優勝した。リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルメンバーのケンブリッジ飛鳥(27)=ナイキ=が2位。9秒98の自己ベストを持つ小池祐貴(25)=住友電工=は10秒53で8位、18年アジア大会銅メダリストの山県亮太(28)=セイコー=はまさかの予選落ちに終わった。

 日本歴代2位タイの9秒98の自己記録を持つ小池は、予選、決勝とも爆発力を欠く内容で8位に終わった。「シーズン初戦としてはそこそこ仕上げたつもりだったけど、思った以上に体が軽くて地面を押せなかった。あまりいいところがなかった」と、首をひねった。

 29日には好記録が狙える福井での大会が控える。「試合勘、出力を戻していきたい」と、巻き返しを誓った。

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