高校野球、東北大会が開幕 コロナ禍で独自の開催

 東北6県の高校野球独自大会優勝校による東北大会が9日、宮城・石巻市民球場で開幕した。1試合が雨天ノーゲームとなったが甲子園の交流試合に出場する鶴岡東(山形)が青森山田(青森)に4-1で勝ち、準決勝に進んだ。

 新型コロナウイルス感染防止対策として、3年生部員の保護者と控え部員のみがスタンドで観戦。マスクを着用し、全力プレーには拍手を送った。

 14奪三振ながら2本塁打を浴びて敗れた青森山田の小牟田龍宝投手は「全力を出せたので悔いはない」と晴れやかな表情。ウイルス禍の中、独自の地方大会が開催されたことに「多くの方々のおかげでここまで来られた」と話した。

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