大阪桐蔭・西野が高校通算30号「自分のスイングができました」

4回大阪桐蔭1死一・二塁、3ランを放つ大阪桐蔭・西野力矢(撮影・高部洋祐)
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 「高校野球大阪大会・準々決勝、大阪桐蔭15-1香里丘」(9日、豊中ローズ球場)

 大阪桐蔭が香里丘を圧倒し、最終戦となる明日の準決勝へ駒を進めた。今秋ドラフト候補でプロ挑戦を公言している西野力矢内野手(3年)が、3ランを含む3打数2安打3打点と躍動。今大会は納得のいかない結果が続いていたが、「やっと自分のスイングができました」と安どした。

 11-1と大きくリードして迎えた四回。代打で登場した道端良介捕手(3年)が入学以来初となる一発を左翼席へ放り込むと、これに刺激を受けた西野が、続く1死一、二塁の場面で高校通算30号となる3ランを左中間へたたき込んだ。

 道端とは中学時代から「南大阪ベースボールクラブ」でともにプレーしてきたという西野。「今日は自分のホームランより、あいつ(道端)が打ったやつの方がうれしかった」と戦友の活躍に背中を押された。

 10日に予定している最終戦では、宿敵・履正社と対戦する可能性がある。「強いチームというのは分かっているので、自分たちの野球をするだけです」と力を込めた西野。代替大会を全勝で締めくくり、最高の形で甲子園交流試合へ向かっていく。

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