阿炎、頻繁に「夜の店」口止めも 引退届提出も協会受理せず…6日理事会で処分協議

 コロナ禍の中、外出しての会食が発覚し、大相撲7月場所を途中休場した東前頭5枚目の阿炎(26)=錣山=が日本相撲協会に引退届を提出したことが5日、分かった。協会は受理せず、6日の理事会で処分を含めて対応を協議する。

 関係者によると、コンプライアンス委員会が事実関係を調査し処分意見を答申した。協会によると、元小結の阿炎は当初、「夜の店」とされる接待を伴う飲食店で場所前と場所中の2度会食したと説明したが、別の関係者によると、実際はそれより多い頻度で店を訪れており、一緒に行った違う部屋の幕下以下の力士に口止めしていた。不要不急の外出を控えるよう定めたガイドラインに抵触する行為で、この力士の処分も検討される。2人とも37度以上の熱があったが、新型コロナの抗原検査で陰性だった。

 また、夜に外出して飲食をし、酔った状態の写真がインターネットに載った田子ノ浦親方(44)=元幕内隆の鶴=の処遇についても話し合う。同親方も抗原検査では陰性と判定された。

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