卓球の水谷隼が高校生に「好きな気持ちで続けてほしい」オンライン授業でエール

 卓球男子で東京五輪代表の水谷隼(31)=木下グループ=が13日、コロナ禍で今夏の全国高校総体(インターハイ)が中止になった全国の高校生にオンライン授業を行い、激励の言葉を送った。

 16年リオ五輪男子シングルスで銅メダルを獲得した水谷は、07年の総体で3冠を達成している。中止に落ち込む高校生に「自分も五輪が延期になったので、すごく気持ちはわかる」と共感。「たとえ試合がなくなっても、卓球が好きな気持ちで続けてほしい。勝つことも大事だけど、好きな卓球を続けていくことも大事」とエールを送った。

 緊急事態宣言を受け、約1カ月間ほとんど練習ができなかったという。現在もダブルスの練習は再開できていないが、「東京五輪が1年延期になったからパフォーマンスが落ちるとも思ってない。今はすごくモチベーションも高いので、たとえもう1年延期になったとしてもやっていきたい」と集大成に向け、思いを強くした。

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