大相撲7月場所、観客制限し開催 1日に2500人、4カ月ぶり

 日本相撲協会は13日、東京都墨田区の両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲7月場所(19日初日・両国国技館)の開催を正式決定し、1日当たり約2500人の観客を入れて実施すると発表した。国技館の定員は約1万1千人で、動員を4分の1ほどに制限する形となった。

 新型コロナウイルス感染拡大や政府の緊急事態宣言で5月の夏場所は中止しており、史上初の無観客開催だった3月の春場所以来2場所ぶりに本場所が行われる。

 大人数での移動による感染拡大防止の観点から、11月の本場所の会場は通常の福岡から国技館に変更された。冬巡業も春と秋に続いて中止が決まった。

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