大相撲 7月場所まで出稽古全面禁止も…芝田山広報部長「難しい」
「大相撲7月場所」(7月19日初日、両国国技館)
日本相撲協会執行部の会議が29日、開かれ、7月場所まで力士の出稽古が全面禁止となる可能性が出てきた。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は電話での代表取材に応じ、「今の段階では(力士の)出稽古は難しい」と説明した。
新型コロナウイルスの影響で本番まで出稽古なし、となれば異例の場所。関取が1人の部屋では、ほぼぶっつけで初日に臨むこととなる。「9月場所に向けて、通常の形でやれるのは9月場所だろうね、という話。今の状況では通常の形でできないだろうねと」と同部長は話した。
また、記者との接触を避けるため、取組後の取材をすべてリモートで行うことも協議された。