卓球・1カ月巣ごもり合宿 ダブルスは段階的に解禁の方針示す「新しい形の代表活動」

 日本卓球協会は6日、オンラインで理事会を開催し、新型コロナウイルスへの対応などを協議した。宮崎義仁強化本部長は、6月22日から東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で日本代表の強化合宿を再開することを明かし「約1カ月間やる。10日たって発熱者が出なければダブルスに入ることも検討する」と、段階的に練習を解禁する方針を示した。

 卓球は伊藤美誠(スターツ)ら男女6人の東京五輪代表が決定しており、各自で調整していた。都道府県をまたぐ移動が19日に解禁されるのに合わせて合宿を再開するが、星野一朗専務理事は「(施設で)缶詰の方向で考えている」と外部との接触を避ける“巣ごもり生活”を示唆した。

 日本協会はダブルス練習を当面禁止しているが、宮崎強化本部長は「代表合宿は外に出ない、外から(人を)入れない(特殊性の)中での対応」と説明。今後の合宿でも10日程度の経過観察を経てからダブルス練習に入るといい「これが新しい形の代表活動になる」と卓球界の“新しい生活様式”を提示した。

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