陸上・寺田明日香 娘から“表彰状”母の日に五輪へ思い新た

 陸上女子100メートル障害日本記録保持者の寺田明日香(30)=パソナグループ=が母の日の10日に合わせてメッセージを寄せ、1児の母として1年延期となった東京五輪への思いを新たにした。

 母の日を前に、寺田は娘の果緒ちゃん(5)から「ままへ いつもありがとう(中略)よーいどんで はしっているときもだいすきだよ(中略)よーいどんのおしごと がんばって きんめだるもらってね」と書かれた直筆の“表彰状”を受け取った。日ごろの感謝をつづり、活躍を願う思いが込められた手紙に「最近は特にSTAY HOMEで一緒にいることが多く、成長を間近に見られてうれしいし、すてきな思い出になった」と、感動もひとしおだった。

 現在は新型コロナ感染拡大の影響で、果緒ちゃんの保育園や習い事がなくなってしまった。だがその分、縄跳びを跳べる回数が増えた、自転車に乗れるようになった、平仮名で物語を書けるようになった、などと気付きも増えた。

 「娘の成長を見られる時間として、1人のママとしてうれしい。家族や『チームあすか』で、もう1年陸上競技を楽しめる時間が増えたと思って、よりパワーアップして来年のオリンピックを迎えたい」

 果緒ちゃんからは「足が遅い」と言われることも多いという。「ファイナリストになって『ママ、速い!』とほめてもらいたい」と、東京五輪の閉会式が行われる2021年8月8日に7歳になるまな娘へ、活躍を誓った。

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