バスケ“超高校級”河村勇輝が新人賞ベスト5「驚きが1番」Bリーグ年間表彰式

 バスケットボール男子のBリーグは9日、今季の年間表彰式の2日目をオンラインで開催した。福岡第一高在学中の1月から特別指定選手として三遠でプレーし、最年少記録を次々と更新した河村勇輝(19)が新人賞ベスト5に輝いた。

 河村は18歳8ヶ月23日でB1最年少出場と最年少得点を果たすと、続くデビュー2戦目はチームトップの21得点。172センチ、65キロと小柄ながら、スピード感あふれるプレーで計11試合に出場し、1試合平均12・6得点、3・1アシストと超高校級の活躍を見せた。

 「すごく光栄です。短い期間だったので驚いているのが一番だが、本当にうれしく思う」と河村。プロの世界で通用した実感を問われると「実感するほどの実力はない。1年間通して結果を出すことが、実力や実感につながると思う」と冷静に答えた。一方で「1試合1試合、点数やゲームコントロール、パスだったり、成功したときは『良かった』って気持ちはありました」と笑顔で振り返った。

 河村は今春から強豪の東海大に進学。現在は自宅でトレーニングの日々が続いていると言うが、来季以降も「特別指定として戻ってきたい」と決意。「新人賞などの賞も大事だけれど、チームの勝利が自分の中で一番大事だと思ったので、次の機会ではもっと勝利を重ねられるように」と力強く語った。

 新人賞ベスト5は河村のほか、コー・フリッピン(千葉)、前田悟(富山)、熊谷航(三河)、シェーファーアヴィ幸樹(滋賀)が選ばれ、最優秀新人賞は前田が受賞した。

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