新型コロナウイルスの影響で普段の練習環境を失っている選手たちが、会員制交流サイト(SNS)などを通じて競技の枠を超えて結びつきの輪を広げている。先月29日には16競技24選手が「STAY STRONG」(ステイ・ストロング)と題した企画動画を発信。また1997年度生まれの選手ら約30人が集う「97年会」も選手同士の対談を配信するなど工夫を凝らしている。
ステイ・ストロングは、プロ野球オリックスの山本由伸らの語り掛けで始まる。競泳の大橋悠依(イトマン東進)や自転車BMXの中村輪夢(ウイングアーク1st)、パラ卓球の岩渕幸洋(協和キリン)らが参加している。