夏場所開催の可否は4日にも方針示す 芝田山広報部長「何らかの形で…」

 「大相撲夏場所」(24日初日、両国国技館)

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は3日、電話での代表取材に応じ、政府が緊急事態宣言の延長を発表する4日にも夏場所開催の可否に関し方針を示す考えを改めて示した。「われわれもどういう風な形で協会として考えていくかという方針を何らかの形で出していかなければいけない」と話した。

 新型コロナウイルス感染拡大で夏場所を2週間延期したが、収束の見通しが立たず。協会は春場所同様の無観客、中止を含め見極めてきたが、状況は厳しくなっている。

 本来なら理事会を開き協議するが、接触を避けるため理事を招集することも難しい。「テレワークなのか、みなし理事会なのか、そういうところで考えていくしかない」と同部長は説明した。

 角界では計7人の感染者が出ている。4月10日に幕下以下の力士に初めて感染が確認。さらに同25日に高田川親方(元関脇安芸乃島)、弟子の十両白鷹山、幕下以下4力士の6人が陽性と判定された。最初に感染確認された力士以外は同30日に退院している。

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