米アメフトリーグXFL、コロナ禍で経営破綻 米紙報道

 米プロレス団体WWEの会長兼CEOのビンス・マクマホン氏がオーナーを務めるアメリカンフットボールリーグ、XFLが連邦破産法11条(日本民事再生法に相当)の適用申請をした、と13日(日本時間14日)、米紙USAトゥデー(電子版)が伝えた。同リーグは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、シーズンを打ち切っていた。

 XFLはNFLとは異なるアメリカンフットボールのプロリーグでマクマホン氏が設立した「アルファ・エンターテイメント」が運営。19年ぶりに復活した今季は2月8日から8チームが10試合を戦う予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受けて第5週の3月8日でシーズンを打ち切り。今月10日にはマクマホン氏が「現在取り巻く環境が不安定なことからXFLの運営を一時停止し、次の段階を判断していきたい」との声明を発表し、一部のリーグ幹部を除く全職員を解雇。来季に関しては白紙としていた。

 米国内の新型コロナウイルスの感染者数は世界最多で全体のおよそ3分の1に相当する約58万人。死者数も世界で最も多く、2万1000人を超えている。米国ではスポーツイベントの開催が禁じられており、ラグビー協会が経営破綻するなど、ウイルスの感染拡大によりスポーツ界も大きな打撃を受けている。

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