朝乃山「ダンベルが濃厚接触になる」ジムに行けず部屋のウエート室でトレーニング

若い衆に胸を出す朝乃山(右)
3枚

 大相撲春場所後に新大関に昇進した朝乃山(26)=高砂=が1日、都内の部屋で稽古し、若い衆のぶつかりに胸を出すなどした。新型コロナウイルス感染拡大で外出は自粛。トレーニングジムには「ダンベルが濃厚接触になる」と行けないが、部屋にあるウエート室を利用。「時間を見付けてやる」とできる範囲で体をつくっていく。

 1日は多くの新社会人が新生活をスタート。自身も近大からプロ入りし、新弟子となった4年前を思い返し「プロのことを何も知らない、未知の世界だった。(故郷の)富山に錦を飾るつもりで、と伝達式でおやじが言っていて(新弟子の頃のことを)思い出した。1年で関取という目標もあってちょっとずつ飾っていけている」と、うなずいた。

 富山出身では16年リオデジャネイロ五輪でレスリングの登坂絵莉、柔道の田知本遥が金メダルを獲得。「女性アスリートが活躍していて男子があまりいなかったので活躍したいと思った。厳しい世界とは知っていたけど出世したもの勝ち。頑張って有名になりたい気持ちがあった。いろんな人を見返してやりたい思いがあった」と、振り返った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス