五輪チケットどうなるの?具体的説明なく… ボランティア確保も不透明

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、新型コロナウイルスの感染拡大で大会が延期されることに伴い、26日から福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」からスタート予定だった聖火リレーを中止すると発表した。

 東京五輪開催が1年程度延期されることになり、大会組織委員会はチケット購入者らに「配慮したい」としているが、具体的な説明はなく、不安が渦巻く。日程変更に伴い、約8万人の大会ボランティアを確保できるかどうかも不透明だ。

 「チケットが全く無駄になるのか、何らかの優先権が与えられるのか、早くはっきりして」とさいたま市の女性(43)。男子高飛び込み決勝を見に行く予定だった東京都江東区の女性公務員(35)も「チケットの払い戻しはどうなるの?」と不安げだ。

 組織委は今月、ボランティアの研修参加者に担当する会場や役割を通知したばかり。マラソンと競歩の会場となる札幌市で、北海道陸上競技協会は競技ボランティアとして選手誘導や会場アナウンスを担う審判経験者ら30人を2月にそろえた。橋本秀樹専務理事は「時期によっては募集し直さなければならない」と話していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス