阿武咲が殊勲賞、隆の勝は敢闘賞、碧山は技能賞 それぞれ初の三賞受賞

 「大相撲春場所・千秋楽」(22日、エディオンアリーナ大阪)

 三賞選考委員会が開かれ、殊勲賞は西前頭5枚目の阿武咲(23)=阿武松、敢闘賞は東前頭9枚目の隆の勝(25)=千賀ノ浦、技能賞は西前頭13枚目の碧山(33)=春日野=がそれぞれ初受賞した。

 殊勲賞の阿武咲は10日目に横綱白鵬の全勝を止めた一番が評価され、敢闘賞の隆の勝は自己最速となる9日目で勝ち越しを決めるなど終盤まで優勝争いを演じた。技能賞の碧山は相撲の基本となる突き押しを貫き、一時は単独トップに立つなど優勝争いを盛り上げた。

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