「バスケットボール・Ｂ１、千葉－宇都宮」（１５日、船橋アリーナ）

　試合の中止が発表された。Ｂリーグの公式サイトは、試合担当審判員の１名が会場入り後の検温にて３７・５度以上の発熱が認められたためと伝えている。

　１４日および１５日の会場入り前での検温では平熱だったという。Ｂリーグは「厚生労働省より新型コロナウイルス感染症の疑い例として公表されている、３７・５度が４日間続くことや、呼吸器症状を有するなどの症状には適合しないが、選手、スタッフへの健康、安全を考え、試合を適切に実施することは出来ないと判断し、Ｂ．ＬＥＡＧＵＥとして中止を判断いたしました」としている。

　開始直前のウオーミングアップは、千葉の選手は姿を見せず。無観客の会場には、リーグと「協議を行っております」とアナウンスがされた。試合開始までの時間を示す時計は、残り３分の表示のままストップ。宇都宮の選手はシューティングをしたり、体を休めたり、思い思いに過ごした。

　しかし、当初のトスアップ時刻午後３時１０分を１時間８分過ぎた午後４時１８分、試合の中止が発表された。午後３時４３分には宇都宮の選手がロッカールームへと引き上げていた。

　リーグは新型コロナウイルスの国内感染拡大で中断していたリーグ戦を１４日に再開。１４日は８８－８０で宇都宮が勝利していた。一方で１４日の川崎－北海道戦は北海道に体調不良者が出たため直前に中止となっていた。