NBAコロナ感染軽率行動謝罪のゴベア、本拠地と母国に5500万円を寄付

 NBA、ジャズは14日(日本時間15日)、ルディ・ゴベア(27)が新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断した本拠地の従業員や母国フランスの医療機関などに計50万ドル(約5400万円)を寄付すると発表した。

 米報道によると、ゴベアは11日(同12日)に敵地オクラホマシティで開催予定だったサンダー戦の前に受けた新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示した選手。その結果を受けてNBAは同試合の中止と、12日から最低30日間のシーズン中断を発表した。

 NBAや球団はゴベアの感染を公表していないが、同選手は12日(同13日)に更新した自身のインスタグラムで周囲の心配する声や激励に感謝する文面を投稿。また、感染が判明する前の9日(同10日)の記者会見でふざけて報道陣のマイクやレコーダーなどの機材に何度も触れた自身の無神経行動を「軽率だった。弁解の余地はない」と謝罪した。

 この日のジャズの発表によると、ゴベアはシーズン中断で収入を失ったユタにある本拠地ビビント・スマート・ホーム・アリーナの従業員ら800人以上に20万ドル(約2200万円)を、ユタと自身の感染が判明した時の滞在地オクラホマシティの感染者の家族にそれぞれ10万ドル(約1100万円)を、さらに母国フランスの医療機関に10万ユーロ(約1200万円)を寄付する。

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