大鵬の孫・納谷幸林が新弟子検査をパス「少しでも早く十両に上がれるよう」 父・貴闘力そっくりの風貌

 「大相撲春場所」(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)

 春場所の新弟子検査が29日、大阪市内で行われ、“昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の次男・納谷幸林(たかもり、22、中大4年)=大嶽=が身長185センチ、体重155キロで体格検査をパスした。

 父そっくりの風貌で堂々たる体格。「スタートライン。ここからだと思う」と力を込めた。先に角界入りした弟、三男の幕下納谷、四男の序二段夢道鵬が大嶽部屋で兄弟子となる。「特にない。自分のペースでやっていく」と意識はしない。

 4兄弟でただ1人、大学に進んだが、ずっと角界入りを夢見てきた。「相撲に明け暮れた学生だった。相撲のことしかない。覚悟を持ってやっています。まずは関取になること。稽古して少しでも早く十両に上がれるように。押し相撲なので当たって前に出る」と、決意表明した。

 サラブレッド3兄弟の出世争いにも注目。「見合った力が付いていけるように。祖父、父の名前でなく自分の力で取材してもらえるように。夢は幕内で活躍できるようにしたい。貴景勝関、大栄翔関のような当たって激しい相撲を取れるようにしたい」と力を込めた。

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