韓国釜山の世界卓球、6月に延期 新型コロナ感染拡大のため

 国際卓球連盟(ITTF)は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月22~29日に韓国の釜山で開催予定だった世界選手権団体戦を6月21~28日に暫定的に延期すると発表した。釜山でも感染者が確認され、ITTFは22日に実施を予定していた1次リーグの組み合わせ抽選を延期するなど対応を協議していた。

 男子の張本智和選手と女子の伊藤美誠選手は優勝したハンガリー・オープンから羽田空港に帰国して、取材に応じた。張本選手は「出られる試合に出てしっかり練習したい」と複雑な表情を浮かべ、伊藤選手は「安全を一番に考えたら(延期は)一番正しい方法かなと思う」と話した。

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