紀平梨花、4回転回避は「疲労」や他のジャンプとの兼ね合い「やめておこうと決めた」

 四大陸選手権連覇を達成し笑顔の紀平梨花。左は2位のユ・ヨン、右は3位のブレイディ・テネル
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(8日、ソウル)

 女子フリーが行われ、SPトップの紀平梨花(関大KFSC)が151・16点、SPとの合計でシーズンベストの232・34点をマークして、男女シングルを通じて初となる大会連覇を果たした。注目された4回転サルコーは回避。疲労や他のジャンプとの兼ね合いから、「サルコーの練習をしている場合じゃない」と判断したと明かした。

 紀平は冒頭に4回転サルコーを入れるフリーのプログラムに取り組んでいる。6日のSPが終わった後は、4回転を「試合でこなしたい思いはある」としつつも、「ノーミスの演技を目指したい」と無謀には取り組まないことも明かしていた。

 この日の取材では「起きた時の疲労がすごかった」と明かした紀平。それ以外にも「アクセルとか他のジャンプがまだゆがんでいることが多かったので。そっちを修正しないと、やっぱり(4回転)サルコーを練習している場合じゃないなというか、他のミスが許されないのに、サルコーをやることでもっと変になるのがいやだったので。練習中にちょっと考えたんですけど、やめておこうって、練習終わった時にはそう決めました」と決断に至った状況を明かした。

 この日のフリーの演技では、2本構成に入れているトリプルアクセルのうち、連続ジャンプにつなげる予定だった1本目がシングルアクセル(1回転半)になってしまった。このミスを取り戻すため、単独の3回転アクセルに2回転トーループを続けた。さらに、後半で3回転フリップ-3回転トーループ、3回転ルッツ-2回転トーループ-2回転ループと予定表に記していた内容を、3回転フリップ-3回転トーループ-2回転トーループ、3回転フリップ-3回転トーループに変更して、リカバリーした。

 フリーの得点について「結構出た」とした紀平は、「4回転とトリプルアクセルがしっかり2本とも加わったら160点も目指していけると思いますし、トリプルルッツも2本入るように、世界選手権でやっていこうと思っています」と前を見据えた。

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