羽生結弦、演技後にプーさん拾う 後続スケーターへ配慮

SPを終えてくまのプーさんを回収する羽生結弦=韓国ソウル
2枚

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(7日、ソウル)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(ANA)が「バラード第1番」を熱演。111・82点を得るSP世界最高記録の完璧な演技を披露した。「自分らしいジャンプを跳べた」と振り返ったが、演技後のリンク上でも“羽生らしい”一面を見せた。

 圧巻の演技に総立ちとなった観客が拍手と歓声で祝福する。そして、客席から投げ込まれたくまのプーさんのぬいぐるみや花がリンクを覆った。フラワーガールが拾う中に交じって、羽生も笑顔で一つ一つ拾い集め、リンク外に運んだ。

 海外メディアにも注目された“プーさんシャワー”と呼ばれる羽生へのプレゼント。昨年12月の全日本選手権では競技進行が遅れることや、ぬいぐるみの糸くずなどが氷に密着する危険性もあり、安全確保のため禁止となっていた。

 四大陸選手権ではこの規定はない。羽生はプレゼントを拾って後に滑る選手への配慮を見せた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス