柔道・羽賀龍之介「負けたら終わり」 GSパリ大会出発、ウルフ逆転へ闘志

 柔道男子100キロ級でリオデジャネイロ五輪銅メダルの羽賀龍之介(28)=旭化成=が5日、東京五輪代表選考会を兼ねるグランドスラム(GS)パリ大会への出発前に成田空港で取材に応じた。代表候補1番手のウルフ・アロン(了徳寺大職)を追う立場で「負けたら終わりの状況。強豪もたくさん出てくる中、結果を残すことが大事」と生き残りへ不退転の覚悟を示した。

 羽賀は18年3月に左肩を手術するなどリオ五輪以降は低迷していたが、19年11月の講道館杯、GS大阪大会で2連勝し、本来の強さが復活しつつある。「崖っぷちで『負けたら終わり』という感覚で戦った方が、自分の性格上パフォーマンスが発揮できることがよくわかった」。尻に火がついたベテランの一気のまくりはなるか。

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