青学大・吉田祐也、初マラソンで快走!2時間8分30秒「走ることが好き」

 「別府大分毎日マラソン」(2日、大分市営陸上競技場着)

 今年の箱根駅伝4区で区間新記録をマークした青学大・吉田祐也(4年)が初マラソンで快走。2時間8分30秒で3位、日本人トップでゴールした。

 03年にびわ湖で中大の藤原正和がマークした2時間8分12秒には及ばず、初マラソン&日本学生マラソン記録こそ逃したが、見事な走りだった。

 吉田は30キロ過ぎからゴダナ、サリの外国人勢とトップ争い。40キロを過ぎてふたりから遅れたが、日本人トップは守り切った。

 吉田はゴール後、「今回は箱根駅伝を優勝して1カ月間、準備しっかりしてきた。自信を持って走ることができた」。タイムについては「箱根駅伝とは別物。学生記録には及ばなかったが、いろんな人の力を借りて楽しく走れた。食らいつく気持ちしかなかった」と振り返った。

 卒業後は一般企業に就職するため、現役生活は不透明。「続けるか否かは明確な答えができないが、陸上、走ることは好きということは変わらない。一生涯、走ることに携わっていきたい」とうなずいた。

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