NBAで背番号変更選手が続出 事故死コービー氏ヘの敬意 SNS上では意見分かれる

 NBAのレジェンド、元レイカーズのコービー・ブライアント氏(享年41)のヘリコプター墜落事故死から2日が経過した28日(日本時間29日)、ネッツのスペンサー・ディンウィディーが自身のツイッターで背番号を「8」から「26」に変更したことを公表。現役時代に「8」をつけていた同氏への敬意を表してのものとみられており、マジックのテレンス・ロスとクリッパーズのモーリス・ハークレスも「8」からそれぞれ「31」、「11」へ変更したことが明らかになった。

 ディンウィディーはこの日、自身のツイッターを更新し、「人生においてあらゆるものが進化する #26」との言葉を投稿。NBAではシーズン途中の背番号変更を禁じているが、米メディアによると、“特例”で認められたといい、チームも背番号の変更を正式発表した。

 米スポーツサイト「ジ・アスレチック」のシャムズ・シャラニア記者は自身のツイッターで情報筋の話としてディンウィディーのほかにマジックのロス、クリッパーズのハークレスも背番号「8」からそれぞれ「31」、「11」に変更したと伝えた。ブライアント氏が現役時代につけていた背番号は「8」と「24」。マーベリックスは同氏の事故死が伝えられた日に「24」をチームの永久欠番にすると発表している。

 今季、背番号「8」はこの日変更した3人のほかにセルティックスのウォーカーやウィザーズの八村ら18人、「24」はキングスのヒールドやグリズリーズのブルックスら12人がいる。ディンウィディーの投稿から8時間後には「いいね」が約8万に達するなど、大きな支持を集める一方で、ホークスのヤングが26日のウィザーズ戦で自身の「11」ではなく「8」で、76ersの背番号「21」のエンビードが28日のウォリアーズ戦に「24」でプレー。SNS上では「コービーの背番号でプレーすることが彼への敬意だ」との意見もあり、今後の選手たちの動向が注目される。

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