小林陵侑が3位!6戦ぶり表彰台で笑顔「楽しかった」 さらなる向上へ改善点も

 「ノルディックスキー・ジャンプ男子W杯」(18日、ティティゼーノイシュタット)

 小林陵侑(23)=土屋ホーム=は2回とも138・5メートルの合計282・8点で3位となり、6試合ぶりに表彰台に立った。ダビド・クバツキ(ポーランド)が140・5メートル、141メートルの290・1点で今季2勝目、通算3勝目を挙げた。伊東大貴は16位、佐藤幸椰は18位、佐藤慧一は24位、小林潤志郎(以上雪印メグミルク)は28位だった。2回目に進めなかった中村直幹(東海大札幌ク)は33位。

 小林陵に笑顔が戻った。ほぼ無風の公平な条件で2回とも140メートルに迫る飛躍をそろえ、19年12月29日の個人第8戦で優勝してから6試合ぶりに表彰台へ。1万人近くの観衆に向かって大きく手を振り「ラージヒルは楽しかった」と子どものような表情を見せた。好成績を手にして、再び勢いづいてきた。さらなる向上を期し「何だか助走路の姿勢が決まらない。ビデオを見てから修正する」と改善点を口にした。

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