グランドファイナル覇者の長崎、木原組が準決勝敗退…伊藤、早田組との初対戦ならず
「卓球・全日本選手権」(18日、丸善インテックアリーナ大阪)
女子ダブルス準決勝が行われ、ワールドツアー・グランドファイナル王者の長崎美柚、木原美悠組(エリートアカデミー)は2-3(12-10、11-7、3-11、10-12、9-11)で、昨年準優勝の芝田沙季、大藤沙月組(ミキハウス)に敗れ、決勝進出はならなかった。昨年の覇者、伊藤美誠(スターツ)、早田ひな(日本生命)組は、塩見真希(ミキハウス)、梅村優花(中大)組を3-0(11-6、11-6、11-7)で下し、同日の決勝戦は昨年と同カードとなった。
パリ五輪を目指す“ダブルみゆう”が、惜敗に肩を落とした。「競った場面でいつも通りにできなかった」と木原。長崎も「自分のサーブがよくなかった」と振り返った。
憧れの伊藤、早田ペアとの初対戦を目指していただけに、木原は「すごい強い(という)存在。1回は試合してみたかったな」と悔しさを隠せない。「世界トップに立つにはあの2人に勝つことが大事。もし当たった時には必ず勝ちたい」と誓った。