照強 連勝止まるも故郷へ新たな誓い「来年は三役でこの日を」

 「大相撲初場所・6日目」(17日、両国国技館)

 兵庫県芦屋市出身の大関貴景勝が阪神・淡路大震災から25年の故郷を追悼する4連勝で5勝目(1敗)を挙げ、トップと1差を死守した。平幕正代が栃ノ心を寄り切り、ただ1人、無傷6連勝。19年秋場所の隠岐の海以来、6日目で平幕が全勝で単独トップに立った。1敗で貴景勝、平幕遠藤、豊山、輝、照強、徳勝龍の6人が追う。

 阪神・淡路大震災が起きた日に、震源に近い兵庫県洲本市の病院で生まれた照強は、25歳の誕生日という節目で初黒星を喫した。「こういう場で自分の相撲を取れないのは力不足。気持ちに余裕がなかった」。低く当たって右からおっつけたが、徳勝龍の引きにばったりと手をついた。1月17日を幕内で迎えるのは初めて。169センチの小兵は「地元の人たちに声援をもらい、見ていただいている。21年は三役でこの日を迎えられればいい。一番一番必死にやっていく」と気持ちを新たにした。

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