「大相撲初場所・4日目」(15日、両国国技館)
元大関で10場所ぶりに十両復帰した照ノ富士(28)=伊勢ケ浜=が蒼国来(荒汐)を寄り切って初日から4連勝。低く当たって、左を差してじっくり攻めた。右前ミツをがっちり取って盤石に仕留めた。
「低く低くまわしを取ればと。動きに付いていった。圧力をかければと思った」と、描いた通りに動いた。
照ノ富士は大関を14場所務め、優勝も経験しながら両膝負傷に加え、糖尿病なども重なり、序二段まで降下。昨年春場所で5場所ぶりに土俵に戻った。先場所、復帰5場所目で幕下全勝優勝を果たし、元大関で初となる関取再昇進を果たした。