秩父宮に“リーチ!”コール 東芝が開幕戦勝利 サントリーは西川退場響く

 「ラグビー・トップリーグ、東芝26-19サントリー」(12日、秩父宮ラグビー場)

 W杯出場組では、東芝はリーチ・マイケルがナンバー8で出場。サントリーはSH流大、FB松島幸太朗が先発。2万人を超えるファンが秩父宮ラグビー場にかけつけた。

 7ー7の同点で迎えた前半29分、サントリーはこの日トライを奪っていたフランカー西川が危険なタックルにより一発退場となった。数的優位に立った東芝が前半ロスタイムにSH小川高廣がトライ。前半を12-7で折り返した。

 後半6分に同点とされた東芝は同21分、敵陣深い位置でのスクラムから左に展開し、WTB松岡久善が勝ち越しトライ。同30分プロップ三上正貴のトライで突き放した。

 W杯時と同様、リーチがボールを持つと「リーーーチ!」というコールが響いた。リーチは直前の練習試合に出場せず、昨年10月20日のW杯準々決勝南アフリカ戦以来の対外試合。フランカーでなくナンバー8としてフル出場で攻守に奮闘。勝利に貢献した。

 リーチは「まだまだ磨くところがあるので、万全の状態で来週にいきたい」と次節に向けてさらにレベルアップすることを約束。2万人を超えるファンが集まったことに「この会場でプレーできてうれしい。朝から並んでくれた人がたくさんいた。日本ラグビーはもっと人気になる。引き続き応援よろしくお願いします」と笑顔を見せていた。

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