柔道代表、マスターズ大会へ出発 復帰戦の原沢「勝ち切る」

 柔道の東京五輪代表選考会の一つ、マスターズ大会(12~14日・青島=中国)に出場する男女日本代表が11日、成田空港から出発し、左脚肉離れで11月のグランドスラム大阪大会を欠場した男子100キロ超級の原沢久喜は「各国の上位選手がほとんど出る。しっかり勝ち切りたい」と復帰戦へ意欲を述べた。

 2016年リオデジャネイロ五輪と今夏の世界選手権で2位の原沢は10月に負傷。11月中旬から本格的な稽古を再開し「もう大丈夫。年内に1度は試合をしたかった」と話す。男子100キロ級のウルフ・アロンは「強豪選手ともう一度、手合わせしたい気持ちが強かった」と大会を見据えた。

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