炎鵬 冬巡業で精力的に稽古「体作りをして力をつける」

 大相撲冬巡業が3日、下関市で行われ、関取最小兵、身長168センチ、体重98キロの幕内炎鵬(宮城野)が会場を大いに沸かせた。

 幕内申し合いで名前がコールされれば拍手。幕内で0勝4敗と1度も勝っていない松鳳山(二所ノ関)の相手に志願し、右からいなして突き落とし。初めて“勝利”した。

 稽古の締めは199キロの巨漢、碧山(春日野)の胸を借り、ぶつかり稽古。まるで“ちびっこ相撲”のような光景に、場内は温かい拍手に包まれた。

 秋巡業は基礎運動に終始したが今巡業は初日から連日、土俵に上がり相撲を取って精力的。「先場所は巡業で稽古ができず感覚が良くなかった。いろいろ試して、稽古して体作りをして力を付ける」と力を込めた。

 碧山に関しては「急に土俵に上がって胸を出してくれた。むちゃくちゃ重たい。盛り上がってくれればいい。稽古にもなる」と、手応えは十分に話した。

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