トランポリン・森ひかるが準決勝2位通過!五輪切符王手、日本個人初の金メダルも射程

女子個人準決勝 演技を終え、笑顔を見せる森ひかる=有明体操競技場
3枚

 「トランポリン・世界選手権」(30日、有明体操競技場)

 男女個人準決勝が行われ、女子はW杯ランキング3位の森ひかる(20)=金沢学院大ク=が56・290点で2位となり、上位8人(1カ国2人まで)による12月1日の決勝進出を決めた。土井畑知里(25)=三菱電機=も6位で通過。男子は堺亮介(22)=星稜ク=が8位、海野大透(19)=静岡産業大ク=が9位となり、決勝に進んだ。今大会で決勝に進んだ日本人最上位選手が東京五輪代表に内定する。

 弾ける笑顔に、金メダル戴冠の予感すら漂い始めた。女子のエース森が、この日も大技トリフィス(前方3回宙返り)2本を含めた構成を高さと安定感のある内容でまとめ、56・290点のハイスコアをマーク。全体2位で五輪切符の懸かる決勝行きを決めた。

 演技後は両拳を5度振る会心のガッツポーズ。「予選と団体では緊張で思うような演技ができなかったけど、準決勝ではまあまあできた。“よっしゃ~、やっと”という気持ちで」と、はにかんだ。

 日本トランポリン界初の個人での金メダルも射程圏。「あと1本。最高の演技をして、五輪切符を獲ります!」。夢舞台へ、再び美しく舞う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス