紀平梨花 天使の羽根風の新衣装で練習、4回転着氷…導入は当日「確認して」から

フィギュアNHK杯に向けて調整する紀平梨花=真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
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 「フィギュアスケート・NHK杯」(22日開幕、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 GPシリーズ最終第6戦。女子の公式練習が21日、行われ、昨季のGPファイナル覇者、紀平梨花(関大KFSC)は新衣装で登場した。

 今季はショートプログラム(SP)で濃紺、フリーで鮮やかな青い衣装を用いていたが、今大会では両方とも新しい衣装にする予定だ。この日披露したのはフリーの新衣装で、オリジナル曲「インターナショナル・エンゼル・オブ・ピース」のイメージに合わせたもの。アジアンテイストのウグイス色のグラデーションで、胸には天使の羽根を思わせる金と白い花模様があしらわれている。

 この日はフリーの曲かけ練習の冒頭に4回転サルコーに挑戦。惜しくも転倒したが、得意のトリプルアクセル(3回転半)を、コンビネーションを含めて2度成功させた。その後の練習で何度かサルコーの踏みきりを確認し、4回転で1度着氷した。トリプルアクセルは10度着氷した。

 試合で成功すれば、自身初の4回転となるサルコー。紀平は今季中に試合に取り入れることを明言しているが、まだ試合では挑戦していない。

 練習後、紀平は「跳べたけどあんまり」と精度に課題が残った様子。本番での導入については「もう少し確率を上げて、明日も確認して最終的に決めたい」と話した。浜田美栄コーチも「SPが終わって状態がよければ入れるかも。ファイナルに行きたいので」と話し、状況を見ながら検討する意向だ。

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