大荒れ九州場所 横綱から関脇まで全員黒星 豪栄道は休場で不戦敗 白鵬、貴景勝にも土

大栄翔(左)に押し出しで敗れる白鵬=福岡国際センター(撮影・高部洋祐)
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 「大相撲九州場所・2日目」(11日、福岡国際センター)

 横綱・大関陣が総崩れの一日となった。

 まず豪栄道(境川)が左足首の負傷で休場した。隠岐の海(八角)との一番は不戦敗となった。

 大関に復帰した貴景勝(千賀ノ浦)が小結朝乃山(高砂)に上手出し投げで敗れ、初黒星を喫した。高安(田子ノ浦)も小結阿炎(錣山)に押し出された。

 結びの一番では横綱白鵬(宮城野)が大栄翔(追手風)に押し出され、初黒星となった。

 さらに、大関復帰を目指す関脇栃ノ心(春日野)は妙義龍(境川)に引き落とされて初日から連敗。2場所連続優勝と大関昇進を目指す関脇御嶽海(出羽海)は小結北勝富士(八角)に突き落とされ、2日目で土がついた。

 休場で不戦敗の豪栄道を含め、1横綱、3大関、2関脇と番付上位6人が全員黒星という珍しい事態となった。

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