小池都知事 パラリンピックをPR「話題のニュースもたくさんありますけれども…」

 東京都の小池百合子知事(67)が10日、東京都中央区で行われたパラスポーツの魅力などを発信するイベント「BEYOND FES 日本橋」に参加した。タレントの眞鍋かをり、ブラインドサッカーの菊島宙選手、菊島充監督とともにトークショーや、実際にブラインドサッカーを体験した。

 2020年8月9日に閉幕する東京オリンピックの後、同25日に開幕するパラリンピックまで、10日であと289日。司会者から『開催都市の長としての今の気持ちを』と聞かれた小池都知事は「オリンピックはこれはもう、盛り上がる。そしてこれに対しても、大変、今、話題のまあ、ニュースもたくさんありますけれども…。それでも、こちらの方はみなさんとともに成功させていただきたい」と答えた。

 東京オリンピックのマラソン・競歩の札幌移転が決定。これを受けて、札幌のコースの設定や観客席の有無、東京五輪・パラリンピック組織委員会が方針を示した販売済みのマラソン1次チケットの払い戻し対策など、札幌開催にかかわる話題やニュースには事欠かない。

 この日はパラスポーツに関するイベントということで、小池都知事はパラリンピックをPR。「ラグビー(W杯)の次はいよいよ2020東京大会。特にパラリンピックは何としてでも盛り上げていきたい、という気持ちでいっぱい。パラリンピックのチケットの売れ行きは(2012年ロンドン)の3倍。すごいんです。オリンピックもそうだし、パラリンピックもチケットを買っていただいて、醍醐味(だいごみ)も味わっていただきたい。だれもが活躍の場があるということをパラリンピックが示してくれると思う」と期待感を示した。

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