梶田、平均台落下で涙 課題露呈「悔しい」中京大4位

 「体操・全日本団体選手権」(9日、高崎アリーナ)

 女子が行われ、日体大が159・230点で6年連続26度目の優勝を果たした。世界選手権団体で東京五輪の出場権獲得に貢献した梶田凪(19)を擁する中京大は4位に終わった。

 4種目に出場した梶田は得意種目の段違い平行棒とゆかをうまくまとめたが、苦手の平均台で落下。痛恨のミスに涙を浮かべた。終わってみれば3位の朝日生命とは、わずか0・2点差。「平均台のミスがなければメダルが取れた。すごく悔しい」と肩を落とした。

 平均台は一番の課題で「伸ばしていかないといけない。ふらつきをいかになくすか」と表情を引き締める。今後は豊田国際競技大会に出場予定。

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