平野美宇が韓国選手にストレートで圧勝 卓球日韓戦で2-1とリード

 ストレート勝ちして日本チームに勢いをつける平野美宇=東京体育館(撮影・堀内翔)
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 「卓球・W杯団体戦」(9日、東京体育館)

 女子準決勝が行われ、日本は第3試合のシングルスで勝利し、2-1と韓国をリードした。

 第1試合のダブルスで敗れ、第2試合のシングルスで取り返した日本は、第3試合に平野美宇(日本生命)が出場しチョン・ジヒと対戦。圧倒的な力で11-2で第1ゲームをものにすると、第2ゲームも11-5と奪取した。

 第3ゲームは序盤から競り合う展開になったが、そのままポイントを重ねて平野が勝利した。

 第1試合のダブルスは日本は石川佳純(全農)、平野組が出場。チョン・ジヒ、シン・ユビン組と顔を合わせた。第1、第2ゲームを落とした日本ペアは、第3ゲームを取り返したが、第4ゲームを奪われて敗れた。

 第2試合はエースの伊藤美誠(スターツ)が登場。第1ゲームから相手に先にゲームを奪われ、伊藤が食らいつく展開となった。第5ゲームは中盤まで5-5と競り合いに。ここから伊藤が集中力を発揮し、相手の打球をことごとくはね返した。そのまま11-6とし、接戦をものにした。

 団体戦はダブルス1試合、シングルス4試合のうち3戦勝利したチームの勝ちとなる。残り4試合は伊藤が2試合。平野、石川が1試合ずつ出場する。

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