世界バドミントン連盟(BWF)は29日、最新の世界ランキングを発表し、女子シングルスで奥原希望(太陽ホールディングス)が前週の3位から初めて1位に浮上した。同種目の日本勢で山口茜(再春館製薬所)に次いで2人目となった。
デンマーク・オープンで準優勝するなどした遠征からこの日、成田空港に帰国して「びっくりしている。目標の一つだったのでうれしい気持ちはあるが(今年は)タイトルを取れていない中での1位は喜び切れない。歯がゆさ、物足りなさを感じている」と語った。
奥原は今年1月からプロ選手として活動し、8月の世界選手権で銀メダルを獲得した。