ラグビー・ワールドカップ(W杯)のカナダ代表が12日、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市の追悼施設「釜石祈りのパーク」を訪れ、献花を行った。
同施設には犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑や、海抜11メートルの津波の高さを示すモニュメントがある。台風19号の影響による雨が降る中、フォワードのバイデンス選手らが花束を手向け、慰霊碑に向かって全員で一礼した。
13日のナミビアとの1次リーグB組最終戦を控え、記者会見に出席したアードロン主将は「地元の方が復興に向けて頑張っている。このスタジアムで試合をすることはとても特別なことになる」と語った。