宇野昌磨の今季初戦は2位 1位はネーサン・チェン

男子フリーで表現豊かな演技を披露する宇野昌磨=さいたまスーパーアリーナ(撮影・開出牧)
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 「フィギュアスケート・ジャパンオープン」(5日、さいたまスーパーアリーナ)

 日本、欧州、北米によるフリーのみのチーム対抗戦で行われ、男子は今季初戦の宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=が169・09点で2位だった。1位は189・83点の世界選手権覇者ネーサン・チェン(米国)だった。オープン大会のため、国際スケート連盟(ISU)非公認の参考記録となる。

 宇野は冒頭の3回転サルコーはきっちり決めるも、続く4回転フリップでは着氷が乱れ、右手をついた。中盤の4回転トーループは転倒。演技後は両手を膝につき、大きく息をついた。

 山田満知子、樋口美穂子両コーチから離れ、メインコーチ不在で臨む初めてのシーズン。前日練習では「決していいと言える状況ではない」と話していたが、スピンやステップは全て最高評価のレベル4を獲得するなど、演技をまとめた。

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