織田信成氏 ゲストスケーターとして登場 関大とのモラハラ問題も笑顔で演技

ゲストスケーターとして登場し歓声に応える織田信成氏=さいたまスーパーアリーナ(撮影・開出牧)
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 「フィギュアスケート・ジャパンオープン」(5日、さいたまスーパーアリーナ)

 関大アイススケート部監督を退任した理由を「リンク内でのモラハラ行為」などと自身のブログに記したプロスケーターの織田信成氏(32)が、ゲストスケーターとしてリンクで演技を披露した。

 黒のタキシード風の衣装で登場した織田さん。名前が場内にアナウンスされると、ひときわ大きな拍手が送られた。

 演技序盤には3回転ルッツを着氷。軽やかなステップでも会場を沸かせ、自然と手拍子が発生した。笑顔で演技を終えると、観客は総立ち。最後まで笑顔で声援に応えていた。

 織田氏は先月30日までにブログで、9日に関大アイススケート部監督を退任したことについて「多忙」を理由と報道されたことを否定し「リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春ごろから体調を崩すようになった」などと記していた。関大は30日、文書で「指導法をめぐって意見の相違があった」と説明。嫌がらせやモラハラ行為の有無は明記されていないながらも「これからもご本人や所属事務所と話し合いを続ける用意がある」としており、4日には公式サイトに「事態を適切に収拾できなかったことを深く反省している。今後も誠意をもって対話を続けたい」などと記した芝井敬司学長のコメントを掲載した。

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