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錣山親方が気丈に解説役「いい相撲人生だった」兄・井筒親方死去でファンに感謝伝える

幕内取組で解説する錣山親方=両国国技館(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲秋場所・10日目」(17日、両国国技館)

 井筒親方(元関脇逆鉾)が16日に亡くなったことを受け、弟の錣山親方(元関脇寺尾)は解説を務めたNHKの放送で「あらためて彼にとっていい相撲人生だった。ありがとうございました」と、相撲ファンに感謝を述べた。

 この日は向正面の解説役として登場。突然の訃報に、戸部アナウンサーから「錣山さん、大変な状況のなか出演いただきありがとうございます」と伝えられると、「いえ、とんでもないです。本当に今まで井筒を応援してくださった方、そして今日たくさんお悔やみの言葉をいただき、相撲界で育ち、相撲界で去って行った」とうなずいた。

 前夜、元十両・鶴嶺山の兄とともに病院でみとった様子も明かし、「その時は心の中でしゃべる、それだけですね。3人で。その時、井筒は意識がなかったが『おれたちの自慢は親父とおふくろの間に生まれたことだね』と伝えた。最後までがんばったので、悔いはないといったらおかしいが褒めてあげたい」と語った。

 番組では井筒親方の現役時代の取組なども放送。「こどものころからけんかばかり。最後は兄弟なんだなと思いました。一個違いの兄。本当にけんかばかりしていた」と懐かしそうに振り返った。

 気丈に解説役を務めた錣山親方は番組の締めくくりに「兄をいろいろ取り上げていただき、ありがとうございました。失礼いたします」と、丁寧にあいさつした。

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