文田健一郎、初五輪内定 強敵を次々撃破でメダル確定

 「レスリング・世界選手権」(15日、ヌルスルタン)

 男子グレコローマンスタイルの五輪実施階級が行われ、17年大会王者で60キロ級の文田健一郎(23)=ミキハウス=が決勝に進出してメダルを確定させ、日本協会の選考基準を満たして今大会で日本勢第1号の五輪代表に決まった。初戦の2回戦を勝ち、3回戦で16年リオデジャネイロ五輪銅メダルのエルムラト・タスムラドフ(ウズベキスタン)にテクニカルフォール勝ちし、4回戦で昨年2位のビクトル・キオバヌ(モルドバ)を破り、五輪出場枠を獲得。準決勝でアリレザ・ネジャチ(イラン)にテクニカルフォール勝ちした。

 冷静に強敵を退けて、初の五輪出場を決めた。文田は3回戦でリオ五輪銅メダルのタスムラドフ、4回戦で昨年2位のキオバヌを連破。まずは五輪出場枠を確保したが「次に勝って(代表を)自分のものにしたい」と表情を緩めず、準決勝ではネジャチを圧倒した。

 タスムラドフには序盤から優位に進めて先制し、ローリングなどで着実に加点してテクニカルフォール勝ち。キオバヌには0-5とリードを許したが「動けてはいる。取りに行けばいい」と徐々に差を詰めて前半で6-5と逆転し、後半には中学生の時から練習してきた得意のそり投げを決めて突き放した。

 17年に世界一に輝いた後はけがもあって苦しんだが、リオ五輪銀メダルの太田(ALSOK)との激しい争いを制してつかんだ今大会の代表。試合ごとに調子を上げ「大会を通じて組み立てられている」と巧者ぶりも光る。太田が15日に非五輪階級の63キロ級で世界王者となった。「東京(五輪)は文田だなと世界に見せつける」と意気込み通りの闘いぶりでライバルに続く頂点にあと1勝だ。

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