スケートボード・堀米が初V 17歳白井も健闘3位

 「Xゲーム・米国大会」(3日、ミネアポリス)

 来年の東京五輪で新採用される各競技の男子決勝などが行われ、スケートボードのストリートは堀米雄斗(20)=XFLAG=が89・00点で初優勝を飾った。17歳の白井空良も87・00点の3位と健闘。池田大亮(以上ムラサキスポーツ)は7位だった。Xゲームは世界のトップ選手が集まる賞金大会。五輪予選対象にはなっていない。自転車BMXフリースタイル・パークは17歳の中村輪夢(ウイングアーク1st)が2位に入った。

 堀米が先月下旬のストリートリーグ第2戦(ロサンゼルス)に続くメジャー大会2連勝を果たした。

 五輪とは異なり、制限時間内に技を連発する「ラン」3回のうち最高点を採用。堀米は高難度の「ノーリー・バックサイド270ノーズスライド」などをノーミスで決め続けた。

 「世界のトップの大会に憧れのスケーターたちと滑れるのは本当にうれしいし刺激になる」と言う。6度目のXゲーム挑戦で、第一人者のヒューストン(米国)に競り勝って初制覇。上位3人が五輪切符を手にする9月の世界選手権へ視界は良好だ。

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