ラグビー代表が障害者施設を訪問 フッカー堀越は「少しでも力を与えられたら」

障害者施設を訪問し交流する(右から)トンプソン・ルーク、アマナキ・レレイ・マフィら
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 「ラグビー・パシフィックネーションズカップ、日本-トンガ」(8月3日、花園ラグビー場)

 日本代表は午前中は堺市内で練習。午後からは選手主導で取り組む地域交流活動を開催した。3組に分かれ1組はラグビー教室を開催。2組は障害者支援施設の「堺市立健康福祉プラザ」と「じょぶライフだいせん」をそれぞれ訪問した。

 堺市健康福祉プラザではリーダーグループの一員でもあるCTB中村亮土(28)=サントリー=が「きょうは短い時間ですけど少しでもみなさんとお話しして交流できればと思います」とあいさつ。ロックのトンプソン・ルーク(38)=近鉄=が「僕も大阪に住んでます」と言うと拍手と大歓声に包まれた。

 選手は入所者ら1人1歩と握手や写真撮影で触れ合い、施設を見学。「じょぶライフだいせん」ではフランカーのリーチ・マイケル主将(30)=東芝=やSH流大(26)=サントリー=らが職業訓練中の入所者の作業を手伝うなど、交流を深めた。

 「堺市立健康福祉プラザ」職員で7月のパラクライミング世界選手権(パリ)下肢切断男子銀メダリストの大内秀之さん(39)は、日本代表の訪問を「あまり笑顔にならない人も、彼らが来たら笑顔になった」と喜んだ。フッカー堀越は「いろんな人が頑張っている姿を見た。W杯で活躍して、少しでも力を与えられたら」と話していた。

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